食べ物のこと

老伴を食べてみた

こんにちは、よかみえです。
子供が生まれてから、忙ししく自由に行動できない日々の中で、お菓子を食べるのが癒しの時間になっております。

今回は400年も続く和菓子「老伴(おいのとも)」を紹介します。

老伴(おいのとも)とは

老伴(おいのとも)とは、三重県の松坂市の老舗和菓子屋さん「柳屋奉善(やなぎやほうぜん)」の看板商品です。

「柳屋奉善」は430年続いているそうですが、2021年時点で計算すると446年でした。もうすぐ450年ですね。すごいです。


渋いパッケージですね。

3個入りで540円です。
箱の中には、お店のことや老伴の歴史などが書かれた、能書きが入っています。

中身はこんな感じ、

幸せ絵を運ぶ鴻(おおとり)に、不老長寿の意味である「延年」と書いてあるそうです。


表面は、砂糖蜜が塗られており、その後一晩ゆっくり乾燥さることで、砂糖蜜がが固まるので、スリガラス状のコーティングになるそうです。
これが美しい表面の秘密なんですね。
思っていたより赤い!

断面はこんな感じ、

表面の砂糖蜜のコーティングがひび割れて、中はねっちり羊羹になっています。

400年も続いている老舗和菓子なのに、初めて食べる食感でした。
一晩乾燥させていることで、表面がシャリっとしています。
そして、羊羹のねっちり食感と甘味がやってきて、最中のぱりっと香ばしい風味がやってきます。すっごく美味しくてびっくりしました。

羊羹が流し込んであるということだったので、想像ではねっとりした最中なのかと思っていたのですが、最中はパリッとしているし、表面のシャリっという食感は全くの予想外だったので、面白かったです。羊羹も薄く流し込んであるので、甘ったるくなく食べやすいです。

バレンタイン限定バージョン

今回はおそらくバレンタイン限定バージョンの、チョコ味の老伴「恋伴(こいのとも)」も買ってみました。

中の羊羹がチョコ風味になっており、これはこれで美味しい。

「老伴」よりも、黒っぽくて、羊羹であり、チョコの風味もあって、不思議と美味しいです。

「老伴」どこで購入できる?

松坂市の銘菓、「老伴」が帰る場所をまとめてみます。
私は、いつもお世話になっている近鉄百貨店の「伊勢路テラス」で買いました。

  1. 柳屋奉善(やなぎやほうぜん) 本店
  2. 公式ネットショップ
  3. 伊勢路テラス

他にも帰るお店はあるのでしょうが、ネットショップがあればどこからでも買えますよね。

感想

「老伴」ほんとに美味しかったので、ファンになりました。また食べたいと思います。
今度は本店に買いに行きたいです。本店には洋菓子も売っている様です。クラブハリエや、辻口博啓シェフなど、和菓子屋が作る洋菓子は美味しいというのはもう定説ですので、期待しちゃいますね。本店の横にはカフェ「楊柳園(ようりゅうえん )」が併設されている様なので、お茶をしようかな。「老伴」とお茶のセットもある様ですが、バタートーストなど、喫茶店みたいなメニューもある様です。いいね👍

さて、今回記事を書くに当たって、「老伴」公式ページを参照していたのですが、古いホームページがとても可愛かったので、紹介したいです。

  • 旧柳屋奉善(やなぎやほうぜん)HP
    古いサイトらしく、色々もっちゃりとしています。
    気になる「趣味の倉庫」というリンクがあるのですが、リンク切れしています☺️
    あと喫茶「楊柳園(ようりゅうえん )」のページにある社長の独り言もかわいいです。事務所が禁煙になっちゃったんで、喫茶でタバコ吸いながら一人でコーヒー飲んでるんだって。かわいい。一番みて欲しいのは、「周辺の地図」のページ。いつ作られたページなのか、地図がGoogleマップじゃないんです。手作りの地図に、案内人のアイコンが貼ってあるのですが、動きます。ペコリとお辞儀をするので、かわいいです。昔のもっちゃりしたページっていいですね。
  • おしゃれな柳屋奉善(やなぎやほうぜん)HP
    こちらは現在のHP。2018年に作られた様です。おしゃれです。
    こちらのHPで知ったのですが、「老伴」の蜂蜜味があるんですね。絶対おいしいと思います。パッケージもおしゃれで、若者受けしそうです。

松坂市にいく楽しみができました。
子供が小さいので、長時間のお出かけがめんどくさくて、あとコロナのこともあって外出控になっていますが、いつか柳屋奉善本店にも行きたいです。

松坂市も歴史と趣があって面白い街です。城下町なんだけど、何よりも豪商の街なので、ほかの城下町とは一味違う趣が気に入っています。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
それでは、また。