こんにちは、夫婦ブロガーのよかみえです。
ブログ運営→夫メイン, ブログ記事→妻メインでやらせてもらってます。四日市を中心に、三重県の超ドローカルな情報や、子育て、日々のことを掲載しています。
今回は「大黒屋光太夫あられ」を食べてみた話です。
大黒屋光太夫あられとは
「大黒屋光太夫あられ」とは、三重県鈴鹿市にある「北野米菓」さんが作っているあられです。
三重県内のスーパーなどでも販売されている、身近なお菓子です。
たまたま、「じばさん三重」へ行った時に、おかきのセールをしてたので買ってみました。私は今回買うのも食べるのも初めてです。
食べてみた感想
率直な感想としては、味が薄いです。
驚くほど、うす味でした。
でもこれが本来の味なのかなとも思います。
パッケージ裏の原材料をみてみると、味付けは食塩だけ。
着色料は使用されているものの、一般的なおかきだとアミノ酸とかグルタミン酸ナトリュウムや香料などいわゆる添加物が書かれているます。
普段は添加物の入ったお菓子の味に慣れているせいか、「大黒屋光太夫あられ」はすごく薄味に感じました。添加物アンチではありませんが、ちょっと複雑な気持ちです。旨味成分が添加されている方が、わかりやすいんだよなー😬
あと香料も入っていない様だし、緑色のあおさ味しかあおさの風味を感じられませんでした😭原材料名を見る限り、緑があおさ味、ピンク色がしそ、えび味、黒胡麻が入っているのが胡麻味ということになる様ですが、香料が入っていないと違いもわからないなんて、バカ舌ですね。ちなみに、味の割合は白7:緑1:赤1:胡麻1と言った感じです。
普段いかに、添加物で旨味と香りを増長されたものを食べているか、思い知りました。いい勉強になりました。
何度も言いますがとっても薄味で、ずっと食べていると、もう味がしなくなってきます😂そのため食が進まないのは、ダイエットにはいいかもしれません(笑)。一袋食べ切ることなく、途中でやめられます👍
「大黒屋光太夫あられ」の食感はとてもおいしかったです。
表面はサクッとしていて、中はふわっとしています。お米の味がして甘いです。
「北野米菓」さんのHPによると、地元の良質な餅米を使用されている様です。
鈴鹿山脈と伊勢湾に囲まれた伊勢平野の大自然の中で育った稲から良質の国内産もち米を厳選して独自の製法により丹念に焼き上げた田舎風あられです。
<引用:有限会社北野米菓HP「会社紹介」>
こうゆうのは、嬉しいし、応援したくなりますね。
薄味の理由
「大黒屋光太夫あられ」が薄味なのには、味付けに添加物が使用されていないことと、もう一つ理由があるかもしれません。
それは、三重県の方はおかきにお茶をかけて、お茶漬けにかけてたべる習慣がある様です。お椀にあられをいれて、その上からお茶をかけ、塩やお茶漬けのりで味を整えてたべるそうです。
あとは、お吸い物とかにあられをいれてお麩の様に食べることもあるのだそうです。私のは滋賀出身なので、この食べ方は初めて知りました。
市販のお茶漬け海苔にはあられが入っているし、あられをお麩がわりにするのも、理解できなくはないけれど、自分で作るのはなんか抵抗があります😅
若い子はしないとも聞きます。
昔ながらの「大黒屋光太夫あられ」は地元の食べ方に適しているのでしょうね。
大黒屋光太夫って誰れ?
「大黒屋光太夫」をご存知でしょうか?
私は、結婚して四日市に越してくるまで知りませんでした。
三重県の鈴鹿市の歴史的偉人で、一言でいうと「ロシア版ジョン万次郎」と言った感じ。
鈴鹿市の白子港から江戸に向けて出向した光太夫は、嵐により漂流しロシアに漂着、当時のロシアの権力者に謁見し、帰国した偉人だそうです。
軽く理解していたのですが、「大黒屋光太夫あられ」のパッケージ裏に「大黒屋光太夫」についてと、漂流巡路が描かれており、思ってた以上に漂流していたので驚きです。簡単に「ロシア版ジョン万次郎」なんて言って申し訳ないです。とんでもない経験をされた、偉人でした。
おかきを食べただけで、いい勉強になりました😊
私は「大黒屋光太夫」を知りませんでしたが、世間ではどれほど認知された偉人なのでしょうか。
2019年には、「大黒屋光太夫」を主人公にした歌舞伎を松本幸四郎さんが講演されたそうです。世間では普通に知っていて当たり前の人物なのかもしれません。恥ずかしい😫
まとめ
今回食べた「大黒屋光太夫あられ」には、シンプルなおかきの味と、「大黒屋光太夫」について学びました。
添加物がないと、こんなに薄味に感じるなんてショックです😱
1歳の息子の食育を考えさせられました。
添加物アンチではないし、何から何まで、無添加、オーガニック、にするのはもはや難しい時代だと思います。けれど、素材そのものの味を感じられる様にはなってほしいと思います。
今まで通り、そこそこ頑張って、そこそこ楽をして行きたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。